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Tantriは・・・

DayuAni LatihanMas1jpg

Dayu Aniの創った創作舞踊 Tantriは、

Cok Sawitriが今年出版した本の題名でもあります。

仏教説話にジャータカ物語があります。

ブッタの前世の物語ですが、この中に動物のお話があります。

千夜一夜物語の中にも動物のお話がありますが、

中東の民話が元になっているそうです。

動物のたとえ話の中に、人の生き方を説いているように思います。

Cok Sawitriは、Tantriは、
すでにここにあったものと言います。

今のバリ、

物を得る事、そのためにお金を得る事が幸せという
物質至上、市場経済が浸透しています。
これはバリにかぎったことではもちろんないのですが・・・

子供達に、大事なものを伝えきれていないと。

バリ人のもとにある大事とは・・・

1930年前後にこの島に憧れ住んだヴォルターシュピース
魂のある人達が暮らす島と、バリのことを手紙でドイツに住むお母さんに送っています。

その大事が、だんだん薄くペラペラになってきていると
Cok Sawitirは言います。

うんうんそうだ!

お父さんやお母さんが子ども達に
読んで聞かせてほしい


Cok Sawitriは言います。


Dayu Aniは、影絵芝居のワヤンを取り入れ、
ガムランに中国雲南省の楽器Pipaを使い、
Tantriの創作舞踊を創りました。

しかしまだ、プロセスだそうです。

演じられたBudakelingのヒンドウーブッタ派の祭事は

50年ぶりに行われたものです。、

この村のご先祖様達の魂も集い、

DayuAniの創った踊りと音楽を楽しんでいたのかな・・・



バリ舞踊・・・ヴォルターシュピースが1930年代、
西洋のバレエ、オペラ、クラッシック音楽、映画撮影の経験と知識を導入し、
観光客の為にプロデユースしたバリ舞踊は、
今も毎日、
朝はバロンダンス、
夜はケチャックダンスとして
バリ観光の定番として演じられています。


それだけではないバリの古典舞踊があり、

日々創作され続けています。



魂のある人達が住む島・・・
ヴォルターシュピースの言葉を想います。



ヒンドウーブッタの僧侶階層に生まれたDayuAni.

彼女の創作意欲の根底にあるものは・・・



バリの宗教は、習慣、信仰、哲学の複合体で構成されていると、

ミゲル・コバルビアスは著書”バリ島”の中で書いています。


DayuAniの中で、すべてはバランスを持って調和しようとしている。


この世に現すものは美しく

人を楽しませるものであること・・・


素晴らしい舞台でした。

会場の村人達と一緒に魅了されました。

ブラボー

DayuAni





サヌールタラ


















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Dayu Ani の創りたいもの

DayuAni Majoly3

今年から2年間の予定で、彼女は大学に入り直し勉強をしています。
*インドネシアの新学期は8月スタート

2007年から、自分の中に降りてくるアイデアを感じていたそうです。

Calling

ずっとこの呼びかけを考えてきて、

外で踊る事を少しセーブして、自分の頭と心の中にある
創りたいものを形にできるだけしたいという計画です。

バリの伝統芸能で使う楽器、

バイオリン、ギター、西洋の楽器、

アートとのコラボレーション、

踊りのスタイル、

衣装、

演じる者の表現力を引き出すこと、

演じる場所・・・

様々な人と出会い、会話すること

アートと宗教の話をしていたら・・・

エっ

Kawin:結婚の話になり・・・

人と人の結婚ではなく、

宗教宗教結婚し、子供を産む・・・”

???


こういう考え方って・・・

ヒンドウーの神々は、人間のように怒り、嫉妬し、
仕掛け、恋愛して結婚する神々です。

バリ島にあったアニミズム、
仏教が、
ヒンドウ−が、

16世紀にジャワのマジャパイトによって
もたらされてジャワヒンドウー

オランダの植民地となり、
観光地として開発され、
グローバル経済となり、

そういうものを
この島の人々は微笑みながら受け入れ、

咀嚼し、

消化し、

そして・・・

楽しいもの美しいものってしまう。

Ma Jolyレストランで

なにかポチッと感じたらしく、

DayuAniは新しいことを何か考えはじめています・・・

なんだろう???


サヌールタラ






Dayu Ani ・創作舞踊”Tantri"

9月11日 カランガッサム・ブタクリン村の寺院(タマンサリー)で

Bumi Bajraが 創作舞踊”Tantri"を演じました。




コレオグラファーのDayu Aniは子供達に踊りとガムランを教えています。

とても穏やかな人ですが、教える時はとしています。

基本はヨガの呼吸

踊りもガムラン楽器の演奏も呼吸が大事と言います。

2年後
子供達と一緒に創りたいパフォーマンスがあると教えてくれました。

そのために子供達と髪の毛を切らない約束をしています。

踊りやガムラン演奏のを教え踊りながら、
自分の実現したい夢を描き、こつこつと努力しています。

ちょっと難しそうな事も、面倒そうなことも
するりとフワッといつのまにか、ほどよく山を超えている

心の中にものすごく熱い想いがあり、

かなり頑固であり、

でも不安もあり、

しかしなにかいつも流れるままというか、

周囲とうまくハモっています。


dayuani-5


寺院の中にギターやウッドバスなどガムラン以外の楽器を持ち込み、
創作したパフォーマンスを演じる事に、
うんちくを語る人も多いそうです。

神々とともに楽しむ娯楽の踊りや音楽とすれば・・・
楽しみの為の創意工夫は神様もご先祖様も大歓迎

ブラボー

今じゃガムランにかかせない、太鼓のクンダンも2弦のルバブ
昔々、遠くトルコやアラブから渡って来たもの。

バリ人は、それをワクワクと使いながら、
ガムラン演奏ではかかせない楽器にしてしまいました。

pipa

中国雲南省の楽器、PiPaの演奏者Ying Lu Na,
Dayu Aniは、Svara Semestaのジャカルタ演奏で、

Pipaの音に出会い、

その音にインスピレーションを受け、

それまで温めていた企画、

Cok Sawitriの”Tantri"に呼応する

創作舞踊”Tantri"の構想を完成することが出来たそうです。



この夜は"Tantri"の後 
ヒンドウーブッタ派の祭礼、
Cok Sawitri演出作品、
*コレオグラファー Dayu Ani
”Chandra Bherawa"も演じられました。

項をあらためご紹介します。


サヌールタラ











Macekepung by Bumi Bajra

YoutubeにアップしたMacekeung.

昨夜から今まで約12時間で再生12回
Facebookで出演者に伝えたので
きっと彼らだけみたのでしょうか(笑)。
Matur Suksma!


*出演者紹介
踊り手、並んだとき向かって左側がDayu Aniです。
もう一人は妹。
最初の場面でマイクを引き上げ左側に座っているのが一番下の妹です。

奥にルバブ、ギターがありますが、これはこの前の場面で使いました。
ギターを持っているのはDayu Aniの旦那さん。
その横にルバブを持って座っているのはDayu Aniの弟、
唯一の男子で、跡継ぎ君です。
ガムラン楽器は何でもOK!
絶対音感の持ち主です。


繰り返される歌詞
Sang Ladaian Ngamah narah butuh Ilutuge kembuns.

タラ的に訳すと・・・
「カラのやつ、王様に自分のオ○○○○にできた傷のかさぶたをネ、
これは万病に効く薬だって言ってさ、
王様ったらまるっきり信じちゃってネ、
食っちゃったんだよー」

と、繰り返し歌っています。

カラは、悪霊のことです。
バリ島は神々の島ですが、悪霊も同じおなじくらい一緒にいます(笑)
善と悪、白と黒、光と闇が共存しているっていうバリ人社会のなかで、
悪霊はすごく困った嫌なやつですが、、、
西洋的完全な拒否とはちがって、
なにか、バリ人のバランスと調和の感覚のなせる技、
おもしろ話になり、歌にして支配する者(王)を
からかい話しの主役となってしまいます。

うわさ話や失敗談に盛り上がり、
ひとしきり皆で笑い転げたら、
でさ〜って、また同じ話をして、再び笑い転げる。
ってありますよね。

その爆笑盛り上がり流れリズムを維持しつつ、
昔話の笑い話をのっけちゃって、
ガムランのようにハモリ、反響しあい
踊りの音楽にしている。

その声の波動を受けて踊っている。

ちなみにDayu Aniは妹と
フォーマルにレゴンクラトンを踊っています・・・


うーん、Macekepungいいね!楽しいね!

ビアサ(普通)だよ〜♪・・・Bumi Bajra



アルトー

フランスのシュールリアリズムの演劇人アルトー
1932年、パリで開催された世界植民地博で、
バリ舞踊楽団のパフォーマンスを観て衝撃を受けたそうです。

西洋的演劇概念を混乱させ・・・と書かれている彼の文章は
形而上学的演劇論において、
様々な理論的な言葉でこの衝撃を受け止めた事を
現そうとしていますが、
彼らのパフォーマンスを観た後では、
そんな言葉は、西洋的知をただなぞるだけのように思えてきます。

そうとうな衝撃であったことはたしかです。

アルトー、そしてシュピースと20世紀初頭の西洋のアーテイスト達に
影響を与えてきたバリのアートは、
観光的に様式化されたものとは別のところで、

今も変わらず、
彼らの呼吸と同じリズムで
当たり前の娯楽として
演じられているように思います。

そういうものを観たい、
彼らと一緒に楽しみたいと思います。




サヌールタラ

















Dayu Ani

DayuANI1

Dayu Aniです。

伝統芸能を継承する
ブラフマナ階層(カースト最高位)の家に
長女として生まれました。

バリ・ヒンドゥーには2つの流れがあります。
シワ派
ブッタ(シワブッタ)派

ブッタとは仏教のブッタです。
インドから発した仏教は、スマトラのスリウィジャヤ王朝によって
庇護を受け、7世紀~インドよりも学ぶ環境が整っており
沢山の中国層が留学していたそうです。
6世紀、中国の梁書にバリという記載がすでにあり
この時期バリに仏教が伝わり、バリアガ(アニミズム)と融合していったと
思われます。

ブッタ派のルーツはここからはじまります。
日本では聖徳太子の時代ですね・・・

Dayu Aniの家系はブッタ派。
同じブッタのブラフマナ階層の男性と結婚しました。
*親の決めた結婚ですが、メチャ仲良しです^^
二人は、将来ブタンダ(バリ・ヒンドゥーブッタの僧侶)となります。

しかし、まだ若い(笑)のでお坊さんにはなれません。
現世の荒波にて修行中!

子供たちに踊りとヨガを教え、
各地の寺院の祭礼で
奉納舞踊の振り付けと演出をしています。

彼女のお父さんが代表を務める
財団法人Maha Bajra Sandhiは、
公的な場(寺院、儀式など)でしか演奏しません。


Dayu Aniはお父さんの許可をいただき、

宗教儀式以外でも、様々なコラボレーションや
パフォーマンスを行う
Bumi Bajraというチームを作りました。

Ayu LaksmiやCokのTeaterで演じるときは
Bumi Bajraとして演じています。



サヌールタラ




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